先日開催したキャリア教育のアンケート結果のご報告です。
定量アンケートは3つ。
1.講義の難しさ
2.講義の疲労感
3.講義の面白さ
とても興味深かったのが「1.講義の難しさ」でした。
4段階(とても難しい、ちょっと難しい、あまり難しくない、まったく難しくない)で調査。
69%が「ちょっと難しい」を選択しました。「とても難しい7%」を含めると、76%が難しさを感じていました。
何が難しかったのかというと、『自分のことを考えること』でした。
第三者の「いいところ」「得意なところ」「やりたいこと」を考えることは容易でも、自分のこととなると、思考が止まってしまうようでした。「自分の良いところを考えるのが難しかった」という声がとても多かったです。
今回はフォーカスしませんでしたが、「自分の悪いところ」を聞いていたならば、おそらく出てきていたのでは、と予想されます。
若いからまだ見つからなくても良い、で終わらせるのではなく日ごろから「自分のこと」を考える時間を持つのも良いかもしれません。これが自分と向き合うということなのです。
疲労感は半分半分でした。
難しさと疲労感は比例すると思いましたが、これは若さのせいにしてもよいでしょう。思ったよりも疲れたと回答した方は少ないようでした。
2コマ(100分)のうち、8割をワークの時間にあてました。
考えて書いて話すだらけだったため疲れた、という声もありました。
講義はおもしろくてなんぼ!
結構面白い(69%)と少し面白い(17%)で計86%が面白かったと回答してくれました。
身近な素材(アニメ)を題材にしたことと、「勝手に職業を決めていい」というテーマもよかったようです。
そして、「他の人の考える職業を聞けるのが楽しかった」という声も複数あり、周りの意見を楽しんで聞くこともできました。
受講生の目線に立ち、いかに飽きさせず、いかに自分で考えてもらい、いかに正解ではない意見を出してもらうか、を主軸に今回取り組みました。
キャリア教育はそのようなマインド醸成からスタートしていっても良いと私は考えています。
もし学生の「キャリア教育」のコンテンツにご関心やお悩みをお持ちでしたらご相談ください。
社名
所在地
TEL/FAX
設立
代表取締役
株式会社シールズ
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
03-3454-4339
2007年3月
澤田玲奈
事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業