きっかけはハマリにハマった漫画
始まりは小学4年生の時に出会った「少年ジャンプ」を皮切りに、漫画の世界へどっぷりはまっていました。
少年誌から少女誌まで漫画という漫画を読み漁りました。
漫画を読むときに楽しみにしていたのが、作者のプライベートな書き物ページです。単行本の隙間埋めに書かれていたんだと思います。
ご自身のことを書かれていたり、作品の裏話など、ちょっとしたことを書かれているのですが、それを読むことで作者との距離感が縮まった気がして、嬉しかったのを憶えています。
そして、ある漫画家の一言が刺さりました。
初めてキャリアを含めた生き方を意識した【二足の草鞋を履く】
私の場合、それは小学6年生の家庭科の時間。
なぜ家庭科の時間だったのか、今ではまったく覚えていません。
家庭科という科目は苦手な科目でしたから、私のキャリア人生に一切関係していません。
当時、月刊誌なかよしで活躍されていた漫画家さんの隙間埋めでのつぶやきでした。
美少女戦士セーラームーンを描いていた武内直子さんだと思っていたのですが、調べてみたら年代が合っていないことが分かったのでどこかで記憶がすり替わったのかもしれません。
しかし、少女漫画家の方のことばであったことは間違いありません。
【漫画家とOLの二足の草鞋を履いている】
という一文に目が留まり、それが忘れられない言葉となりました。
「二足の草鞋を履く生き方」が私にとって、キラキラして、ワクワクを感じ、カッコイイ生き方に見えて、自分もそんな風に生きたい!と。
家庭科の時間、先生の話を聞きながら黒板を見ていた時にふと思い立ちました。
「私は、将来二足の草鞋を履く!」と。
それが初めて、自分のキャリアを含めた生き方を決めた時でした。
私は少女漫画家を目指していたこともあり、私に影響を与えたこの漫画家さんのように、漫画家とOLの二足の草鞋を履いて生きるんだと、そうなるんだと決めていました。
彼女は私の初めてのロールモデルでした。
そこから数十年、それを常に意識していたかといえば、そうではありませんでしたし、違う道へ進んでいたこともありましたし、違う生き方を模索したりなど、アリの巣のような右往左往人生でした。
それでも今、私は二足どころか何足もの草鞋を履いて、なかなか満足な生き方をしています。
キャリア教育を伝えていくなかで、やはり学生時代の体験はどこかで将来へのヒントを持っているものです。
それを、いつ、誰のことばを、どんなできごとをきっかけに思い出せるか、なのです。
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社名
所在地
TEL/FAX
設立
代表取締役
株式会社シールズ
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
03-3454-4339
2007年3月
澤田玲奈
事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業