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【キャリコン事例】武器が見つからない女性

【キャリコン事例】武器が見つからない女性

主訴は、『転職を考えているけれど、やりたいことが多くて何から手を付けていけばいいか分からない。そもそもそれをやるために、どんな武器が必要なのかも分からない。』。

始めに「やりたいこと」を吐き出す

まず、どのようなやりたいことを抱えているのか、吐き出してもらうところから始まります。
「ビジネス英語を学びたい」「海外で働きたい」「サスティナブル」「マーケ」「広報」「ゼロイチで新しいモノをつくりたい」。
すべてに興味があるので何から勉強したらいいか分からない、というものでした。ご本人にとっては、それらのすべてに対する知識やスキルが不十分だということです。

さらに、自ら深掘りした考えも話してくれました。

「海外で働くには英語が必要で、英語が必須かつ優先順位も高いです。海外にある企業の求人を見ても、英語が必須な会社が多く、英語を身につけてから転職した方がいいと思っている。でも、(海外企業へ)飛び込んでから英語は後から、でもいいのかなと。留学も考えたけど、今の経財力では足りないので自分にとってヒットしなかった。
サスティナブルといえばSDGsでもあり、特に「教育」や「環境」にアンテナが立つ。サスティナブルに配慮したコンセプトを考えてサービスをつくっていきたい。でもスキルがまだまだだから武器が欲しい。でもどんな武器があればいいかも分からないし、そのためにどうすればいいかも分からない」

とにかく、向上心の塊で熱意がとても伝わってきます。
ここまで自分でやりたいことを洗い出して、自分で調べて、考えることもできるのに、何が迷いポイントなんだろうか?と感じながら話しを聞かせてもらっています。

その答えは後から見えてくることになるのです。

次に、横広がりを深く掘り下げる

横に広がったクライアントの「やりたいこと」を今度は深く掘り下げていきます。

海外で働きたい理由、留学で何を学びたいと思ったのか、それらは日本では実現できないのか、どうしてサスティナブル、とくに「教育」や「環境」に焦点が当たっているのか、具体的に海外ではどのように働くイメージを持っているのか。

これらの問いかけには、クライアントの貴重な原体験がありました。学校でのこと、過去に経験した留学先でのこと、ご両親のこと、ラジオパーソナリティーの方の話を聴いたときのこと。
興味深いことに、体験したことだけではなく体験での対話を通して、クライアント自身が何をどう感じたか、次にどのようなアクションをしたか、どのような「~したい!」という欲求に駆られたのか、など本日の主訴に関わる要素が凝縮されていました。

「学びたい」という気持ちは「掘り下げたい」という欲求でもありました。その先に求めていることは「刺激による自己成長」。
クライアントはこの「刺激が無い」という飢えを満たしたいのかな?と感じながらお話しを伺っていました。

今の職場ではそれが満たされないため、「転職」という進路に舵をきっているようです。
そうはいっても今は、その舵をどちらへ向ければよいのか、方向性が見当たらないまま出航してしまった迷子の船、という状態です。

さらに違う方向へ広がる言葉が飛んでくる

そんな折、さらに面白い方向から舵取りのヒントになる言葉が飛んできました。

クライアントはほんの少し俯いた表情で語り始めます。

「たいてい一言、二言で仕事の説明ができる人が多いなか、自分の仕事を周りの人に説明すると「???」という顔をされて伝わらない。さらには、「それは意味があること?」と言われてしまうことすらある。」

「今の仕事の一部を伝えるなら、「マーケティング」や「広報」が伝わりやすい。今の仕事は「新しいモノをつくるゼロイチ」にも通じるところがあって、こういう仕事もやってみたいと思う。ただ即戦力ほどの経験が無いので、もっと武器を作らないといけないと感じる。でもどうやって?」

「今の仕事がどうして会社や世の中に必要なのか、自分は何をやっていて、何をどう伝えていきたいのか、そこについても、自分が伝え手のような役割にもなってみたい。どういう言葉か分からないけれど、もっと自由に生きていいんだよ、っていうことを伝えていきたい。」

ゼロイチからの「作り手」から「伝え手」の方へ舵がきられているように見えました。

さらにクライアントの想いは続きます。

「いろいろなことに対して「何で?」って深掘りしていくのは面白い。そこから自分の考えが広がってくる。それを困っている人とか必要としている人に伝えていきたい。けれど、そんな職業って何なんですかね。」

少し間があって、クライアントが自ら独り言のように答えます。
「キャリアデザイン生き方コンサルタント、、、とか?」

それこそがゼロイチの話でもあり、今は生まれていない職業を作り上げることからクライアントはスタートするのかもしれません。そのために多方面に興味や関心を持ち、武器を増やすための方法を模索しているのではないでしょうか。

それが多すぎて、一度にやりたいほど焦っているから絞れないのかな、とも考えています。

もう一度、足元を見る

今日の段階ではタイムオーバーとなり、2時間弱のコンサルティングをさせてもらい、その時間で風呂敷を目いっぱい広げてもらいました。
今日の結論です。

  • 今の職場ではクライアントが求めているものは手に入らないということ

  • 何からやるのか、決まってはいないということ

  • 今すぐにでも辞めたいという気持ちが、もう少し待つということに変化したこと

  • 今の自分と向き合って言語化できるようになってから次に進もうということ

このクライアントが次に進む職場は、クライアントのゴールにとってプロセスに過ぎないと思っています。
海外でクライアントが具体的に働いているイメージがさらに描けるようになった時、どの武器をどのように揃えたらよいかがすぐに見えるはずです。

そうすると、いよいよクライアントの求める「キャリアデザイン生き方コンサルタント」なるゴールを、クライアントは作り上げてしまうのではないでしょうか。

これから言語化していった際に、もしかしたらまた別の武器につながる「やりたいこと」が出てくるかもしれません。
その時には、また整理整頓が必要になるでしょう。

【番外編】
クライアント:あ、このコンサルメモを写真撮っていいですか?
私:これ?すっごく汚い文字、、、言ってくれればちゃんとした日本語で書くのに(笑)

【ご意見お待ちしています】
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社名
所在地

TEL/FAX
設立
代表取締役

株式会社シールズ
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
03-3454-4339
2007年3月
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

〈社名〉
株式会社シールズ
〈所在地〉
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
〈TEL/FAX〉
03-3454-4339
〈設立〉
2007年3月
〈代表取締役〉
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

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