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ステップアップキャリア プログラム

ステップアップキャリア プログラム

ステップアップキャリア プログラムとは(What)

ライフラインチャート轍とキャリアコンサルタントによるコンサルティングを通して、自分自身が満足のいく生き方や働き方ができる道を見つけるプログラムです。

このプログラムの目的(WHY)

「結果」には「原因」があります。

クライアントの悩み(「結果」)は、その人のライフラインチャート(生きてきた轍)に「原因」があります。

それ(「原因」)を見つけ、対処法も見つけ、その先に「新しい結果」を見つけられた時の嬉しさやワクワク感、開放感を体験していただきたいからです。

このプログラムの進め方(HOW)

1.ライフラインチャート轍を使用したライフラインチャート(生きてきた轍)の棚卸

まず、Webサービスのライフラインチャート轍で、自身のライフラインを作っていきます。仕事のことや、プライベートのことまで、思い出せる限りのライフイベントを入力し、チャートを完成させます。

ここで大切なことは、そのライフイベントごとの感情です。どのような感情だったのかを振り返ることで、悩みの「原因」に近づけたり、自分自身が大切にしたかったことに気づくことができます。

2.キャリアコンサルタントによるコンサルティング

次に、キャリアコンサルタントと共に、ライフラインの深掘りをして、どこに悩みの本質があるのかを一緒に見つけていきます。キャリアコンサルタントが深掘りをすることで、新たなライフイベントを思い出すこともあります。チャートのいちばん底辺からどうやって上向きになったのか、またその逆についても、深く丁寧に、掘り起こしていきます。

ライフラインチャート轍にそれらを追記していくことで、ゆっくりと原因の本質に近づいていきます。

ここでは、ネガティブなイベントにも入り込んでいきますし、外部要因、他責など、一般的にはタブーとされている考え方もすべて受け入れながら、コンサルティングを進めていきます。

この深掘りによって、原因の本質までたどり着くことができたら、あとは対処法を見つけていくだけ。「新しい結果」に向けて、行動計画を立てていきます。行動計画の立案支援もいたしますが、「決定」はクライアント様ご自身で行っていただきます。

自分で決定することが「結果」への納得度と満足度へつながります。

「新しい結果」となるご自身の生き方は、クライアントご自身で決めていただきたいです。

留意していただきたいこと

・クライアントによっては、痛みを伴う場合があります。それによって感情の起伏が大きくなり、時に涙を流すこともあります。

・クライアントが話したくないことや、触れられたくないことがあれば、事前にお伝えください。コンサルタントから積極的に関わることはいたしません。しかしながら、場合によっては、「向き合った方がいいかもしれない」というメッセージをお伝えする場合もあります。

お申込方法
問い合わせフォームよりお問い合わせください。

社名
所在地

TEL/FAX
設立
代表取締役

株式会社シールズ
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
03-3454-4339
2007年3月
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

〈社名〉
株式会社シールズ
〈所在地〉
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
〈TEL/FAX〉
03-3454-4339
〈設立〉
2007年3月
〈代表取締役〉
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

© seals-inc All rights reserved.

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【CareerUpProgram】自分の人生を薄っぺらいと思っている方向けセミナー

【CareerUpProgram10.1】 自分の人生を薄っぺらいと思っている方向けセミナープログラム

このような方に来てもらいたい

「自分の人生って薄っぺらいなー」と思っている女性へ。

「なんでかな?」
「もうちょっと、こうしたいな」 と思っている女性へ。

その「なんでかな」と「こうしたい」を見つけて実現しましょう。
仕事だけではなく自分自身の納得のいく生き方を見つけます。

「なぜ?」の要因は過去の想い出や選択に必ずあります。
「こうしたい」をブロックしている要因は、解決策があるのに見えていないからです。

出口が見えず、このままずっと今の状況が続くのか、不安に思っているならば、我慢をし続けなければならないのであれば、それは「違うよ」と伝えたいです。

このCareerUpProgramで、順を追って見つけていきます

どうやってやるの?

【1】「なんでかな」を見つける

 ・ライフラインチャート轍(わだち)を使って、想い出を書き出します。  
  ↑ここに時間をかけます
 ・特に「これが薄っぺらいんだよな」と思えることがあれば、ぜひ書き出しましょう。
 ・その薄っぺらい人生を共有します。(薄っぺらい自慢)
 ・自分のライフラインチャートである人生をさまざまな角度(質問)から深掘りしていきます。
  ↑ここにも時間をかけます

【2】「もうちょっと、こうしたい」を絵にする。

 ・「もうちょっと、こうしたい」も絵にします。(絵心は必要ありません。とても抽象的に描きます)
 ・「もうちょっと、こうしたい」を共有します。

【3】物語をつくる

 ・「なんでかな」と「もうちょっと、こうしたい」を繋げる物語をつくります。
 ・物語を発表します。

開催概要

日 時 : 2023年10月1日(日)10:00~13:00
場 所 : 新橋駅直結ビル
参加費 : 10,000円

講師でもあり直感キャリコンでもある澤田が、みなさまと一緒に歩みながら、探しながら、クイズや質問をしながら、少しずつ「紐解き」のお手伝いをさせていただきます。

社名
所在地

TEL/FAX
設立
代表取締役

株式会社シールズ
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
03-3454-4339
2007年3月
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

〈社名〉
株式会社シールズ
〈所在地〉
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
〈TEL/FAX〉
03-3454-4339
〈設立〉
2007年3月
〈代表取締役〉
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

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【キャリコン事例】自分の人生を薄っぺらくゴミだと思っている女性

【キャリコン事例】自分の人生を薄っぺらいと思っている女性

主訴は、『私はどんな仕事でお金を稼いだらいいのだろうか』。

クライアントと初めてお会いした時に、「屈託のない笑顔」というのは、この方の笑顔のことをいうんだと思いました。
これまでの人生を聴かせてもらうにつれて、その屈託のない笑顔の奥には、すさまじいご経験がありました。そんなことを全く感じさせないところに、クライアントの強さを感じます。

丁寧に記載していただいたライフラインチャート轍を、お話しいただくところからキャリアコンサルティングが始まります。

環境に翻弄された子供時代

数回の引っ越しというイベントは、クライアントの気持ちを天国へも地獄へも揺り動かすものでした。
学校の勉強はなかなか思うように伸びず、「つまらない」というワードが頻繁に出てきました。
「なんで、こんなことをやらなきゃいけないんだろう」
「そういうのはどうでもいいのにな」
なんてことを考えながら、ぼーっと黒板を見ている日々。
自ずと授業にも身が入らなくなり、成績にもそれが現れてきて、このころから自身を「劣等感の塊」だと思うようになってきます。

この頃に出会っている先生を、クライアントは幼いながらにも、客観的に観察と分析をしています。
クライアントにとって、つらい想い出が多い先生でしたが、先生に対して否定的な感情を持つのではなく、客観的にその人の状態を見ていました。
これは、クライアントの後の「強み(才能)」に大きく関わる素質だと、後から気づきました。

この後の引っ越し先では、見るもの全てが美しすぎて、かつ楽しすぎて、クライアントは幸せのど真ん中にいました。
そして、ここで出会った担任の先生によって、クライアントは「劣等感の塊」から抜け出します。

自分に「頭の悪い子ども」というレッテルを貼っていましたが、それが違うこと、そして自分の持っている能力をどのように伸ばせばよいかを、導いてくれる先生でした。
徐々に、このレッテルが剥がされ、クライアントは「劣等感の塊」から抜け出しつつあります。

このタイミングでクライアントから発せられた言葉の多くは、「認めてくれる」「私の表現力を買ってくれる」「リスペクトしてくれる」という、受容されている言葉でした。ここは決して見逃してはいけない大切な言葉です。

「自由」で自分を大いに表現できていた社会人時代

ご自身で「自分はツイていると思う」と話されていましたが、望む結果をしっかりと努力をしてきたからこそ、手に入れています。

それによって、子供の頃から大好きだと言っていた「美しい世界」で、仕事を任されて、考えて、行動して働くことができていました。
その行動にも、必ず「なぜそうするのか?」という根拠が明確で、行動することでチャンスを引き寄せていたんだと思います。

子ども時代からの様子を聴かせてもらっていると、「自由に生きる」ことはクライアントの充実した生活の必要条件かもしれないと考えつつ、結婚後の話しを聴くことで、それが私のなかでは「確実」に近いものとなりました。
ただし、これは私の判断であって、クライアントと同じかどうかは、この面談では確認していません。

困難にぶつかった時に、すぐに助けの手が近くにあったということからも、クライアントの人徳があることがうかがえます。

社会人時代の話しでは、ネガティブな言葉や、「劣等感の塊」という言葉は一切出てきませんでした。それくらいクライアントはこの時、今を生きることにとても一生懸命だったと思います。だからこそ、「未来」の視点が出てきていなかったことに、少し不安をおぼえるお話しでした。

 

自分を「ゴミ」だと思ってしまう結婚時代

結婚、妊娠、引っ越しなどのライフイベントを経て、クライアントの状態は、恐らく人生の最下層であろうところまで下ちていきます。
ここでのキーパーソンは、家族、ママ友たち、ママ友の夫たちです。

まず、このころから生活スタイルが変わり、住居も変わり、関わる人も変わったことで、クライアントにとっては、苦労という一言では言い表せないほどの苦労の連続で、負のスパイラルに巻き込まれているとしか思えないようなできごとに見舞われていきます。

「どうしたら良いか分からない状態」に陥り、ご自身も身体を壊してしまいます。
特に、クライアントの本記事のテーマでもある「薄っぺらい人生」を痛いほど感じる経験を、この頃にすることになります。

「専業主婦」と「働く主婦」の境界線です。

クライアントが「専業主婦」だった頃、「働く主婦」からの「私は働いているから〇〇(PTAの役割など)はできない」という、「働いていること」が優遇されているかのような空気に違和感を感じます。
同時に、「専業主婦」は社会に貢献していないかのような周囲の発言に悔しさも感じます。

クライアントの肩書である「専業主婦」は、前述した登場人物たちからは、認められる肩書では無かったようです。役に立てていない自分を、クライアントは「自分はゴミだ」と思うようにもなっていきました。

そこから抜け出せたのは、PTA役員になり、難しい役割もこなしていくなかで、役員の仲間の一人から、「なんでもできるのね」と優しいまなざしで褒めてもらえたこと。同時に、やってみたら意外とできるとご自身で気づけたことも大きいです。

その後追い風が吹くように、友人から紹介された資格に興味を持ち、合格を勝ち取ったことで、前述の登場人物たちからも「よくやったな」「すごいね」と褒めて、認めてもらえます。
そして、いよいよ仕事を見つけて自分で稼ぐようになります。
「私も仕事があるから」と言えるようになったことで、クライアントは自分の人生に自信を取り戻していきます。

ここで誤解をしてはいけないのは、
「専業主婦」が社会で認めてもらえず、「働く主婦」が認めてもらえる、という構図がクライアントの中に成り立っているのではないということです。

クライアントの前提には、「社会と関わっていないことが、自分にとって薄っぺらい人生」であるという定義があります。
さらにかみ砕いていえば、「社会に関わってお金を稼げないことが、自分にとって薄っぺらい人生」である、ということです。

それが叶えられていない自分の立場がたまたま「専業主婦」だったこと、そしてそこに苛立ちや悔しさを覚えていたのかもしれないし、それを叶えている周囲の「働く主婦」に、もしかしたら羨ましさもあったかもしれません。

 

本当の悔しさはそこでは無かった

実は「専業主婦」とか「働く主婦」とかは、関係ないと私は思っています。

クライアントの苛立ちや悔しさの原動力ともなっているものは、「認められていない」こと。
「認められる部分があるのに、そこに気づかれず認められていない」ことです。

これは、クライアント自身にも向けられていることでもありますが、クライアントの周りにいる人、 ~恐らく認められていなくて悔しい思いや悲しい思いをしている人~ にも、向けられていました。

「専業主婦に何ができるの?」という男性たちの言葉。
パートさんへの「それだけやっておけばいいよ」という、社員の言葉。

クライアントは、そのように言われている専業主婦の方や、パートの方の能力や才能を見つけています。
「その能力や才能をなぜ、周りの人たちは気づかないのか。もっと活躍できる人材のはずなのに活かしてくれないのか。自分はどうしたらこの才能を世に知らせることができるのか。」
この面談でいちばんの力強い、気持ちの入ったメッセージでした。

クライアントは子ども時代から、周囲の人をよく観察していましたが、それがまさにクライアントの才能です。その人のいいところにフォーカスして、才能を見つけてあげることができる方です。

次の悩みは、それを見つけた後に、その才能の活かし方を見つけることです。
考え方のヒントとなるフレームをひとつ、ご紹介をしてコンサルティングを終えました。

感情をたくさん吐き出してくれたことに感謝いたします。

 

そして、今日のコンサルティングが、クライアントの次の一歩になってくれますように。

クライアント、その後

キャリアコンサルティング6ヵ月以上経過後に、その後の様子をお伺いしました。

Q コンサルティング後、変化を感じましたか? また、その変化を感じた度合いは?(4段階評価)

YES-4

Q どのような変化でしたか?

  • 取り組んでいるプロジェクトで予算申請をしたら、予算が通りました。
  • 上記プロジェクトの肥やしとなる自己成長プログラム(約3か月間)を無事卒業し、企画にも活かし始めています。
  • 個人で取り組んでいる投資もうまくいき、その資金で新たな自己成長プログラムにも参加することが決まっています。
  • 家族の状態やがとても良くなり、関係性も改善し、いろいろなことを受け止めてもらえるようになりました

そんな訳で、いろいろなことが自分なりに上手くできたと思えたことや、家族から私のことを丸ごと受け止めてもらえたことで、今の私はとても幸せです!!
10か月前の自信のない自分はどこかに飛んで行ってしまいました!

10か月前はこんな風に感じていたのかと、たった10か月前のことなのにビックリしたのと、自分の成長が感じられ、凄く嬉しかったです。

 

【ご意見お待ちしています】
https://seals-inc.com/contact

社名
所在地

TEL/FAX
設立
代表取締役

株式会社シールズ
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
03-3454-4339
2007年3月
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

〈社名〉
株式会社シールズ
〈所在地〉
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
〈TEL/FAX〉
03-3454-4339
〈設立〉
2007年3月
〈代表取締役〉
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

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【キャリコン事例】ライフラインチャート轍からひも解くパワーワードたち

【キャリコン事例】ライフラインチャート轍からひも解くパワーワードたち

主訴は、ライフラインチャート轍を元に自分の感情のスコアが上がる時の共通点やキーワードが知りたい』。

チャート内で上昇する際の共通点を見つけ出したいということで、事前に入力しておいてもらったライフラインチャート轍について説明してもらうところから始まりました。

クライアントは、以前に別で参加したプログラムでキーワードは見つかっていたものの、改めて今回のキャリアコンサルティングで見つけ直してみたいとのことでした。
ここでそのキーワードを聞くことで、そちらに寄ってしまうことを避けるべく、あえてそのキーワードは聞かずに進めていくことにしました。
フラットにクライアントの話を聴かせてもらい、一緒に見つけられるようにコンサルティングを始めます。

キャリアをデザインするうえで重要な要素が詰まった学生時代

幼少期、中学校、高校、大学、それぞれのステージで浮き沈みが大きいクライアント。とても暗い性格だったらしく、その「暗さの気持ち」を詩に綴っていたとのこと。「勉強」を軸にクライアントを取り巻く環境が浮き沈みのポイントであり、今後の社会人としての生き方・つまりキャリアデザインの基礎となったように感じます。

詩を綴っていたというので文系タイプかと思いきや、中学校からは“解くことに快感を覚えた!”数学に興味を持ち、ここから理系への第一歩が始まります。高校受験も無事第一志望へ進学することができてチャートは上昇をみせますが、しかし暗黒の3年間が待っていました。ここでチャートは大きな下降をたどります。

話しているクライアントを見ていても、この暗黒の3年間は色濃い期間であったように見えました。

自身を「クソ真面目」と表現し、学生の本分は学業であることから、その対角線上(=正反対)にいる「キラキラ」な同級生たちと馴染めなかったことが、下降の要因でした。
価値観の近い仲の良い友人ができても、対角線上の同級生の存在がどうしても気になり、モヤモヤとしたまま、卒業までを指折り数えている学生生活でした。

この後の大学生活では、ご自身の価値観とピタリと合う環境にいられたことから、そして広がる未来を感じられたことから上昇気流にうまく乗ることができたようです。

学生時代のアップダウンの話しの中に、クライアントが見つけたいキーワードのヒントとなるできごとや気持ちの言葉がちりばめられていました。一つ一つのことばを丁寧に選びながら話すクライアントに、しっかりと自分自身と対話をしているように感じます。

クライアントの特徴的な2つの反応

クライアントの話す姿勢の中で、2つの大きな特徴がありました。

1つ目は、同意事項や共感事項があると、その反応は大きく「そうそうそうそうそうそう!」と「そう」の連呼が続きます。
この反応があった時の会話や、テーマを忘れてはならないと肝に銘じながら、私は話を聴き続けます。この奥底にクライアントの本当に欲しいことが眠っているような気がしています。

2つ目は、慎重な「間(ま)」があること。ただの「間」ではありません。とても真剣に深く考えてくれていることが伝わる「間」でした。
徹底的に自身と向き合おうとされているように見えて、私も(絶対に「間」が終わるまで待ってやるぞ!)と思うほどです。ここは、キャリアコンサルティングの鉄則でもある、「”間”には割って入らない」を遵守。

この時間、クライアントの沈黙=間は、どのような思考回路になっているのか私の心に心地よい緊張感が漂います。

  • (これまでの対話の時間で築きあげてきた「ちゃぶ台」をひっくり返すような発言が出てくるのではないか)
  • (またはこちらからのアッと驚く返しを待っているのだろうか)
  • (それとも何も見つからないというクライアントが落胆してしまうのではないか)

グルグルと私の思考も巡ります。

この2つの反応は、私がクライアントをさらに理解するためのとても重要な要素となりました。

パワーワード盛りだくさんな社会人時代

社会人になったクライアントの轍は、さらにアップダウンを繰り返しています。
チャートが変化するポイントでは、

  • 「生きている実感」
  • 「家事をするために自分は生きているのか?」
  • 「家の中にいることが苦痛」
  • 「孤独感を感じたくない」
  • 「じっとしていたくない、何かしていたい」
  • 「未来が広がる感じ」
    という言葉たちが並びました。

海外での体験は、起業をめざす「キラキラ」した女性にテンションが上がり、帰国後いくつかの仕事を体験した後に出会った資格に、「キラキラ」を思い出し、その理論に衝撃を受けたと、興奮気味に話してくれたクライアント。

そんな話を聴きながらも、こっそり気になっていたのが、「暗さを綴った詩の話」でした。ポツリとつぶやくようにご家族が登場したことと、それをお話するまでに「間」があったことから、ずっと私のアンテナに引っ掛かったままでした。
とはいえ、ご本人があまり深くお話を進めなかったため、途中で話しを止めずに先へと聴き進めます。

「じっとしていること」を嫌だと感じていること、家の中にいることの苦痛、孤独を感じたくない、といった「点」たちが、「詩」の話でポツリとつぶやいたことと「線」に繋がるのかな?と一瞬頭をよぎりました。
しかしタイミングが合わず、このよぎったことは今回話題には出しませんでした。タイミングが合わなかったということは今日のテーマには、きっと縁のないことだったのかもしれません。

再度、学生時代の話に戻り核心をつく

クライアントの学生時代の「対角線上のキラキラ同級生」の話しに戻らせてもらいました。というのも、私がもっとも気になって、絶対に伝えておきたいことがあったためです。
クライアントの体験したことと似たような体験を、学生時代に私も体験しており、その時の「イヤな感情」の正体を私なりに知っていたため、それを共有したいと思っていました。

それをお伝えしたところ、私の話からきっといろいろなことを考えられたクライアントは、ご自身の中で発見できたことがあったようです。

「すごい。気づきがありました。そうだと思う。初めて自分の過去を整理できました。」

このように答えていただきました。
(このセリフは私自身もとてもテンションの上がる嬉しい言葉です)

クライアントにとっての「キラキラ」ということばは学生時代にも、社会人時代にも登場していました。
クライアントにとっての「キラキラ」の意味は、その時代ごとに違っていました。その深い意味を掘り下げていったならば、最終的にクライアントが求める姿の答えがそこにあると確信しています。

本日の主訴の目的をクライアントが達成できたのかは実は分かりませんが、別の視点で大切なことが発見できたようです。きっとご満足いただけた形で本日のキャリアコンサルティングを終えました。

今日のコンサルティングが、クライアントの次の一歩になってくれますように。

クライアント、その後

キャリアコンサルティング6ヵ月以上経過後に、その後の様子をお伺いしました。

Q コンサルティング後、変化を感じましたか? また、その変化を感じた度合いは?(4段階評価)

YES-3

Q どのような変化でしたか?

高校時代の振り返りと深掘り質問により、それまで気づかなかった感情に気づくことができました。

 

【ご意見お待ちしています】
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設立
代表取締役

株式会社シールズ
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
03-3454-4339
2007年3月
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

〈社名〉
株式会社シールズ
〈所在地〉
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
〈TEL/FAX〉
03-3454-4339
〈設立〉
2007年3月
〈代表取締役〉
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

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【キャリコン事例】武器が見つからない女性

【キャリコン事例】武器が見つからない女性

主訴は、『転職を考えているけれど、やりたいことが多くて何から手を付けていけばいいか分からない。そもそもそれをやるために、どんな武器が必要なのかも分からない。』。

始めに「やりたいこと」を吐き出す

まず、どのようなやりたいことを抱えているのか、吐き出してもらうところから始まります。
「ビジネス英語を学びたい」「海外で働きたい」「サスティナブル」「マーケ」「広報」「ゼロイチで新しいモノをつくりたい」。
すべてに興味があるので何から勉強したらいいか分からない、というものでした。ご本人にとっては、それらのすべてに対する知識やスキルが不十分だということです。

さらに、自ら深掘りした考えも話してくれました。

「海外で働くには英語が必要で、英語が必須かつ優先順位も高いです。海外にある企業の求人を見ても、英語が必須な会社が多く、英語を身につけてから転職した方がいいと思っている。でも、(海外企業へ)飛び込んでから英語は後から、でもいいのかなと。留学も考えたけど、今の経財力では足りないので自分にとってヒットしなかった。
サスティナブルといえばSDGsでもあり、特に「教育」や「環境」にアンテナが立つ。サスティナブルに配慮したコンセプトを考えてサービスをつくっていきたい。でもスキルがまだまだだから武器が欲しい。でもどんな武器があればいいかも分からないし、そのためにどうすればいいかも分からない」

とにかく、向上心の塊で熱意がとても伝わってきます。
ここまで自分でやりたいことを洗い出して、自分で調べて、考えることもできるのに、何が迷いポイントなんだろうか?と感じながら話しを聞かせてもらっています。

その答えは後から見えてくることになるのです。

次に、横広がりを深く掘り下げる

横に広がったクライアントの「やりたいこと」を今度は深く掘り下げていきます。

海外で働きたい理由、留学で何を学びたいと思ったのか、それらは日本では実現できないのか、どうしてサスティナブル、とくに「教育」や「環境」に焦点が当たっているのか、具体的に海外ではどのように働くイメージを持っているのか。

これらの問いかけには、クライアントの貴重な原体験がありました。学校でのこと、過去に経験した留学先でのこと、ご両親のこと、ラジオパーソナリティーの方の話を聴いたときのこと。
興味深いことに、体験したことだけではなく体験での対話を通して、クライアント自身が何をどう感じたか、次にどのようなアクションをしたか、どのような「~したい!」という欲求に駆られたのか、など本日の主訴に関わる要素が凝縮されていました。

「学びたい」という気持ちは「掘り下げたい」という欲求でもありました。その先に求めていることは「刺激による自己成長」。
クライアントはこの「刺激が無い」という飢えを満たしたいのかな?と感じながらお話しを伺っていました。

今の職場ではそれが満たされないため、「転職」という進路に舵をきっているようです。
そうはいっても今は、その舵をどちらへ向ければよいのか、方向性が見当たらないまま出航してしまった迷子の船、という状態です。

さらに違う方向へ広がる言葉が飛んでくる

そんな折、さらに面白い方向から舵取りのヒントになる言葉が飛んできました。

クライアントはほんの少し俯いた表情で語り始めます。

「たいてい一言、二言で仕事の説明ができる人が多いなか、自分の仕事を周りの人に説明すると「???」という顔をされて伝わらない。さらには、「それは意味があること?」と言われてしまうことすらある。」

「今の仕事の一部を伝えるなら、「マーケティング」や「広報」が伝わりやすい。今の仕事は「新しいモノをつくるゼロイチ」にも通じるところがあって、こういう仕事もやってみたいと思う。ただ即戦力ほどの経験が無いので、もっと武器を作らないといけないと感じる。でもどうやって?」

「今の仕事がどうして会社や世の中に必要なのか、自分は何をやっていて、何をどう伝えていきたいのか、そこについても、自分が伝え手のような役割にもなってみたい。どういう言葉か分からないけれど、もっと自由に生きていいんだよ、っていうことを伝えていきたい。」

ゼロイチからの「作り手」から「伝え手」の方へ舵がきられているように見えました。

さらにクライアントの想いは続きます。

「いろいろなことに対して「何で?」って深掘りしていくのは面白い。そこから自分の考えが広がってくる。それを困っている人とか必要としている人に伝えていきたい。けれど、そんな職業って何なんですかね。」

少し間があって、クライアントが自ら独り言のように答えます。
「キャリアデザイン生き方コンサルタント、、、とか?」

それこそがゼロイチの話でもあり、今は生まれていない職業を作り上げることからクライアントはスタートするのかもしれません。そのために多方面に興味や関心を持ち、武器を増やすための方法を模索しているのではないでしょうか。

それが多すぎて、一度にやりたいほど焦っているから絞れないのかな、とも考えています。

もう一度、足元を見る

今日の段階ではタイムオーバーとなり、2時間弱のコンサルティングをさせてもらい、その時間で風呂敷を目いっぱい広げてもらいました。
今日の結論です。

  • 今の職場ではクライアントが求めているものは手に入らないということ

  • 何からやるのか、決まってはいないということ

  • 今すぐにでも辞めたいという気持ちが、もう少し待つということに変化したこと

  • 今の自分と向き合って言語化できるようになってから次に進もうということ

このクライアントが次に進む職場は、クライアントのゴールにとってプロセスに過ぎないと思っています。
海外でクライアントが具体的に働いているイメージがさらに描けるようになった時、どの武器をどのように揃えたらよいかがすぐに見えるはずです。

そうすると、いよいよクライアントの求める「キャリアデザイン生き方コンサルタント」なるゴールを、クライアントは作り上げてしまうのではないでしょうか。

これから言語化していった際に、もしかしたらまた別の武器につながる「やりたいこと」が出てくるかもしれません。
その時には、また整理整頓が必要になるでしょう。

【番外編】
クライアント:あ、このコンサルメモを写真撮っていいですか?
私:これ?すっごく汚い文字、、、言ってくれればちゃんとした日本語で書くのに(笑)

クライアント、その後

キャリアコンサルティング6ヵ月以上経過後に、その後の様子をお伺いしました。

Q コンサルティング後、変化を感じましたか? また、その変化を感じた度合いは?(4段階評価)

YES-3

Q どのような変化でしたか?

「なぜ、英語を使えるようになりたいのか」という問いが色んなタイミングで問いかけることができて、軸がぶれないようにできています。

【ご意見やご質問をお待ちしています】
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2007年3月
澤田玲奈

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・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

〈社名〉
株式会社シールズ
〈所在地〉
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
〈TEL/FAX〉
03-3454-4339
〈設立〉
2007年3月
〈代表取締役〉
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

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【人生の輪、事例】10年後比較から考察する

【人生の輪、事例】10年後比較から考察する

「人生の輪」をご存じでしょうか?
「人生の輪」とは自分の人生を8つの視点で可視化するツールのことです。これを輪にして可視化するため「人生の輪」と呼びます。書き方はネット上で探してみてください。
今回、私の10年後の人生の輪がどうなったか、比較して考察してみました。

スタートは2011年の緑の「現状」と2012年のピンクの「理想」

人生の輪の目指すところは、「車輪」です。よって、バランスの取れた円形になっていることが望ましいです。

2011年の現状を見ると、「環境」と「時間と自由」他と比べて小さい、すなわち充実度が低くなっています。

そして1年後の2012年にはどうなっていたいか「理想」をピンクで可視化しました。

バランスをとるべく、とても欲張って生きようとしているようです。
ここで気になるのは、可視化して低かった「環境」よりも「精神」や「感情」を伸ばそうとしている点です。・・・①

そこから10年、この輪のことは頭から抜けており、およそ10年後の2022年にその存在に気づき、改めて今の人生をこの輪に置き換えてみました。

10年後の人生の輪に、自分が幸せだと気づけた

少し見づらいですが、青い部分が2022年の現状です。
10年前と8つの指標に対する考え方や見方は違っているかもしれませんが、2012年(ピンク)で掲げた理想までほぼ行きついていけていることが分かりました。

何よりも大きな変化だと感じたのは、一番充実度が低かった「時間と自由」を理想どおりに手に入れた、ということでしょう。

なぜ、理想を手に入れることができたのか?

2011年から2022年までの約10年、人生の輪を見ると、簡単に地色が外輪へ伸びているように見えますが、これを平面ではなく立体的にして横から見ることができるならば、以下のようになっています。

つまり、10年間で山も谷もあったというわけです。山だったとき、谷だった時、何があって、誰に会って、何を考え、どう行動したか、その結果、10年後に手に入れたかった「時間と自由」が理想通りになりました。・・・②

2022年の今、理想通りになって満ち足りているか?未来を想う

今の自分が、10年前と比べると幸せに過ごせていることに客観的に気づきました。では、満足しているかというと、そうではありません。

【幸せだと気づく前】
まだまだ到達できていない自身のミッションに対して、何が足りていないのか、何ができていないのか、または何ができるのか、自分のどんな能力をさらに伸ばせばよいのか、常に考えていました。

【幸せだと気づいた後】
同上。
幸せだと気づけたことに、感謝をします。それで歩みが止まるわけではありません。達成していないことがあるためです。

2022年の今、理想通りになって満ち足りているか?未来を想う

今回10年後比較をして、たまたま外輪に伸びており、理想形に近づいた状態で切り取ったわけですが、さらに1年後の2023年にはどうなっているか分かりません。

輪はもっと広げていっても良いですし、維持することもあってもよいです。もしかしたら内輪に寄ってしまっているかもしれません。さらに未来で、どのような人生の輪を形作るかを計画する段階に、今はあります。

①、②とは?

ここで気になるのは、可視化して低かった「環境」よりも「精神」や「感情」を伸ばそうとしている点です。・・・①

その結果、10年後に手に入れたかった「時間と自由」が理想通りになりました。・・・②

ここに番号を振った理由は、10年後比較をしたときに気になったため。

①では、どうして当時、「環境」よりも「精神」や「感情」を伸ばそうとしたのか?という「なぜ?」を深堀りしたいから。
②では、どのようにして「時間と自由」を手に入れることができたのか?何がきっかけだったのか?という「どのように?」を深掘りしたいから。

その解は、長文になるため次回の記事でお伝えさせてください。

まとめ

1)人生の輪は不定期でも良いので、振り返って「新発見探し」をしてみる
2)直感で気になった「なぜ?」や「どのようのに?」は必ず文字に落とし込む(実行できれば尚お良し)
3)理想通りでなかったとしても落ち込む必要はない。だって結果ではなくプロセスだから
4)振り返りにはライフラインチャート轍も有効です

【ご意見お待ちしています】
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社名
所在地

TEL/FAX
設立
代表取締役

株式会社シールズ
〒108-0022 東京都港区海岸3-19-2
マリンシティダイヤモンドパレス716号室
03-3454-4339
2007年3月
澤田玲奈

事業内容
・人財開発コンサルティング事業
・不動産コンサルティング事業
・クラウドソリューション開発事業

〈社名〉
株式会社シールズ
〈所在地〉
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初めまして、自由に働く澤田玲奈です。

代表、澤田玲奈の[自由に生きる働き方]という自己紹介

代表、澤田玲奈の自己紹介のページです。未来から過去に遡ってお話しをします。

未来の澤田玲奈

仕事と趣味を明確に分けて、自分の好きなバランスで生きています。
ストレスレス(Stressless)な世界を作る仕事をしており、それは、

自分にとってストレスレス。
私の身近な人にとってストレスレス。
私のクライアントにとってストレスレス。

である世界です。

それを実現するために、私ができるサービスを提供しつづけます。

現在の澤田玲奈

ビジネスでの肩書は3つ。

  1. 株式会社シールズの代表取締役

  2. 企業向け研修講師

  3. 個人向けキャリアコンサルタント


肩書だけで自分を語るのは全く面白くないので、装飾を付けます。

  1. 出来上がった『株式会社シールズ 代表取締役』という箱にスポン!と収まっただけの代表取締役

  2. 自給自足するために「肥やし」という自分ならではのテーマを蓄えつつある研修講師

  3. 『キャリアコンサルタント』という資格名称に縛られずにクライアントのストレスをどんどん取り除くキャリアコンサルタント

プライベートでの自分は3つ。

  1. 海面遊びよりも海中遊びが自然体だと知るダイバー

  2. 没頭が性に合ってるピアノプレイヤー

  3. 枠に囚われずも役割を全うし続ける姿勢が大好き、ドアラファン

狭く深い人間関係の世界で生きています。

過去の澤田玲奈

超就職氷河期でまったく内定が出ず、先が見えず不安でしかたのない就職活動を送る短大生。

自己分析や業界分析、適職診断など就職活動に関係のある活動はいっさいせず(むしろ知らず)、とにかく門を開けてくれる企業へ応募、応募、応募、たまに縁故、でもなかなかうまくいかず、周りの学生と同じことをしていても、うまくいく気がしませんでした。

途中で辞めて、少ない情報のなかで違う方法を調べて行動して、なんとか社会へもぐりこむことに成功し、先のことを考えるよりも目先のことを考えながら、必死に社会に掴まって、置いていかれないようにセミナージプシーになったり、転職を7回ぐらい繰り返すジョブホッパーな20代~30代を駆け抜けました。

★澤田の生き様の詳細はこちらにもあります。

変化のきっかけはある社会起業家との出会い

どこで誰に出会い、誰が自分の人生の方向転換をさせてくれるか分からないものです。ある日、社会起業家の人に出会い、その人の

「あ、自分はこれが使命なんだ!ってビビビッてきて、気づいたら、そこに向かってまっしぐらに進んだ」

という生き方に感銘を受け、自分もそんな風に生きたい!と思い、それができると信じて行動しました。行動しても行動しても、「これだ!」というビビビッな感覚に出会うことはありません。

それでも私の周りの環境は、少しずつ、まるで私がやった方が良いこと、私に向いてることに緩やかに道を開けてくれているように整っていきます。(この詳細は別記事でお話しします)

チャレンジすることの多くはうまくいかないことが多く、格好つけたり・見栄を張ったり・自分に嘘をついたり・周りと比べたり・形ばかりの勉強をしたりした結果、空回りばかりです。

ただし、その根底に隠れた「悔しさ」がありました。誰にも見せたくありませんが、その「悔しさ」ゆえに、達成したいことは黙々とやりきったものもあります。リスクもとらずに自ら退路を断ったものもありました。そのせいで夢にうなされたこともありましたし、結果は必ずついてきました。

そうすると、「現在の澤田玲奈」(↑)が生まれたのです。

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インナーブランディング勉強会のファシリテートを担当します

書籍『7つの習慣』で組織を改善できるか?

「それって“会社的”にどうなんですか?」と従業員に言われたことありますか?

経営者や上司の立場で、これを投げかけられると正直イラッとしてしまいませんか?


しかし、ここでイラついた気持ちに振り回されて、売り言葉に買い言葉のごとく正面から向かっていっても、みなさんの思う方向には進まないのではないでしょうか?

『7つの習慣』を実践しつづけている経営者の体験談から学ぶ

某冠婚葬祭サービス企業の経営者の方が、実践した失敗経験や成功経験のお話し、そこから気づいたことや学べたことなど、自然体でお話しいただきます。

そこまで赤裸々にお話しいただけてしまうのですか?と心配してしまうほどです。そこから、経営陣や組織を預かる方々に、会社や組織を改善するための突破口を見出していただきたいという播島さんの想いがあります。
播島さんのご経験やご体験が誰かの一助になればと考えていただいています。

 

勉強会開催のお知らせ(2022年2月24日(木)20時~22時)

本勉強会は完全オンラインです。私、澤田が本会のファシリテーターを務めますため、告知をいたしました。

お申し込みは下記peatixよりお願いします。

https://ibra-vol16-2.peatix.com/

※peatixページ内では終了時間が23時となっておりますが、22時となります。ご了承ください。

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【キャリコン事例】決められないスパイラルから抜け出せない女性

【キャリコン事例】決められないスパイラルから一歩抜け出せ。

今後の仕事人生を歩むうえで、どの選択肢を選べばいいのか分からなくなる時があります。
自分ひとりで考えていても、悪い方へと考えが進み、何も新しい考えが浮かばないどころか、決めることもできなくなっていている。

そんなクライアントが、来てくれました。

今回、ちょうど手に入れた「REFLECTION CARD~CAREER~」を使いながら進めてみませんか?と提案。クライアント、快諾。

始めに、「キャリア」についてどんなことを考えていきたいか、複数のテーマから下の2つを選んでもらいました。

  • キャリアについて、じっくり考えてみたいこと
  • 私の理想のキャリア

この2枚。

なぜ今のタイミングで、今後のキャリアについて考え始めたのかを聞いてみるところから始めたところ、外部環境や外部の変化と自身のライフステージの変化がちょうど重なったということです。

このREFLECTION CARDでは、選んだ「テーマ」について、少しずつ話しを深めていきます。これがキャリアコンサルティングの醍醐味です。

その質問は複数ある質問カードから、私が選んでいき、クライアントに充てます。

 

しかし無い。クライアントに充てたい質問がありません。少し困りました。

 

クライアントに投げたい質問カードは、ここには無かったため、方針変更し、私が問いたいことを問うことにした。クライアント、快諾。

他愛のない話や核心ではないところから、柔らかく深めていきます。
急に、核心にいこうとすると、このクライアントは身構えてしまいそうなためです。

「問うこと」は、クライアントの人となりや癖を知っていくことにとても有効かつ、それによって私の「直感」がどこに引っかかるかのかも分かります。
さらにネガティブな質問をしてみます。「何が、嫌なのか」。

クライアントのキャリアの選択肢は2つ。「仕事」と「生活」のどちらに重きを置くのか。「仕事」と「生活」の選択肢は相談ではTOP3に入るテーマですが、その背景はさまざまで一括りにはできません。
クライアントはその両方の「メリット」と「デメリット」を挙げてくれました。

このあたりから、キャリアカードの中の「質問カード」から、充てたい質問を何枚か直感でピックアップして、

「今、私があなたに充ててみたい質問のカードはこの数枚です。」

私が一番直感で引っ掛かっているカードもひっそりと織り交ぜて見せます。

「どの質問カードに答えてみたいですか?」と聞き、

 

  • どんな瞬間に嬉しさを感じる?
  • こには周囲の人がどのように関わっている?
  • 結局、いちばん重要なのは何だと思う?

これらのカードはクライアント自ら選び、答えてくれましたが、ここではクライアントはまだ、ひっそり質問カードは選んでいません。

一生懸命、丁寧に、考えて言葉を紡ぎ出してくれているクライアント。その一つ一つの言葉に、「考えてくれているんだなあ」と感謝を想います。

少し間があって、クライアントがつぶやく。

「他にも気になる質問カードがあるんです。」

私は、残りのピックアップしたカードを見せて「どれでしょう?」と聞きます。
内心「きたーーー!!」とドキドキ。

 

「これです。」

  • ごまかしてない?

やっぱりキマシタ!ひっそり質問カード!

私がクライアントの話しを聴いていて、「ごまかしている」とは思っていませんでしたが、なんだろう、面と向かって話しているのに、こっちを向いて話してもらっている気がしていなったのです。

ゆえに、この質問カードを見たときに、私も「ドキッ」としたので、ピックアップしておきました。
クライアントは、笑いながら私に、「嘘ついてました。カッコつけてました」と照れ笑いで暴露してくれました。

それでいいです。私は嘘をついたことに怒ることも幻滅することもないですし、その気持ちの変化を語ってくれることの方が大切です。

 

ふとした話から、クライアントがこの仕事が楽しいと感じていたこと、やりがいをもっていたこと、忘れていた気持ち、などを話してくれました。
それまで話してくれていた内容とは180度違っていたので、一安心です。

クライアントの表情が、嘘をついてカッコつけていた時とはまるで違い、楽しそうに、過去の記憶と情景を思い浮かべながら、なぞって話してくれているのが分かります。

クライアントは、自身をきちんと振り返ることを大切だと思いながら、一方で怖いと感じていたので、踏み込めずにいました。

なぜ、怖いと思うのか?

振り返った時に、「語れる何か」が無いから。と話してくれました。

これは、私の価値観からくるクライアントへの回答です。

  • 語れる何かが無い、というのは思い込みであること

  • 必ず誰にでも、語れる何かはあって、それを見つけていないだけ

  • 振り返らずして、見つかるものではない

そんな、「怖い思い」を持っていたクライアントが今日一歩踏み出せたことが、クライアントの未来を描くうえでは、大きなできごとだと私は思います。

この後、「やること」「変えてみたいこと」「今後の戦略」など、考えて話して書いて決めていきました。

 

グルグルと出口のないスパイラルからようやく抜け出せたクライアント。今日決めたことを全てやる必要はないです。
再度、熟考して変更したって良いです。

最後に、このREFLECTION CARDはキャリコンからクライアントへのフィードバックで締めます。
クライアントからのリクエストで、「今日話しをしてみて、私の長所や強みは何だと思いますか?」と問われたため、この数時間で感じていたことを、率直に伝えさせてもらいました。

何よりこのクライアントは笑顔がいい。そして、頑固。この頑固さはクライアントにとって強みになると感じています。

ただし、今日決めたことに、まっすぐに進んでいくとは限りません。今後クライアントがどのような道を進むかも、次回楽しみです。

クライアント、その後

キャリアコンサルティング6ヵ月以上経過後に、その後の様子をお伺いしました。

Q コンサルティング後、変化を感じましたか? また、その変化を感じた度合いは?(4段階評価)

YES-4

Q どのような変化でしたか?

キャリアコンサルティングを受けよう、と思って挑んだわけではなかったので、あまりにも自然に自分の本心に導き出された気がしてこれがプロなんだと感じました。

仕事に何を求めるのか、子育てを優先するのかそれともキャリアを優先するのか迷子になって抜け出せないんですよね〜ぐらいに相談しようと思っていた自分の迷いがクリアになりました。

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【コラム1】「私の常識」と「クライアントの常識」のあいだ

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【コラム1】「私の常識」と「クライアントの常識」のあいだ

「常識」というテーブルまでの道のり

思うように前に進めないクライアントがいます。
一歩進んだと思ったら、気づくと二歩、三歩と後ろへ下がっています。時には、右へ行ったり左へ行ったりもします。

キャリア面談のたびに前進したり後退したりするさまに驚かされます。

このクライアントは、それでもいつも自分ひとりで一生懸命に内省して答えを出してきます。
私は、その答えに決して「否定・批判」はしません。

たとえ、クライアントが出した答えが私や世間の「常識」と違っていたとしても、です。

 

「常識」というテーブルに乗るまでの一般的な道のり

一般的に、発育や発達は段階を追ってされていくものです。
小学校・中学校・高等学校など、それらの社会の中での体験を通して失敗を繰り返しながら、周りの人間との衝突や葛藤を繰り返しながら、人は成長していきます。

その過程で、社会で生きていくうえでの「常識」を身に着けます。

その「失敗」や「衝突」という体験をしてこないと、常識を学ぶという意味での発育・発達はストップします。

 

クライアントは今は「非常識」のテーブルの上にいる

クライアントは長いあいだ、ストップしたままでした。だから常識が醸成されないまま、身体だけが大人になってしまいました。

ようやく今、「失敗」や「衝突」を体験し始めています。
そしてそこから「常識」を身に着ける手前にきています。
まだ「一般常識」という世界のテーブルには上がってきていません。

今までは「答え」を自分で出すことがある意味許されていなかったクライアントが、自分で「答え」を出せるようになってきています。

その「答え」はまだまだ、私からみると「常識外れ」であることが多いです。
今は、それを正す時期ではないと考えています。

正すことは簡単ですが、間違うことで、ちょっと痛い思いや悲しい思いをしないと、「間違い」だと気づくことができないためです。

一歩進んだと思ったら、気づくと二歩、三歩と後ろへ下がっています。時には、右へ行ったり左へ行ったりもします。

これは、私視点であり、クライアント視点でみたら大きく進歩しているのかもしれません。

笑顔がまだ出てこないクライアントに、笑顔が灯ることを祈って。

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